好奇心、新しいことをやりたい気持ちを大切にしていますか?
脳をヒマにさせない、新しいことをすれば脳は50からでも成長するという記事(講談社現代ビジネス)を読みました。
その点、ゼンタングルは計画せず、常に新しい展開を考えながら描いていくので、脳を活性化するにはもってこいですね。
先日、銀木犀さんという老人ホームでゼンタングルを教えるチャンスに恵まれました。お一人、「これは何を描こうとしているんでしょうか? 何を描くかあらかじめわかっていた方がうまく描けるんですけど」と不安そうにおっしゃる方がいました。そうなんです。ゼンタングルは脳にラクをさせないのです。
「これはね、次に描くものを決めないやり方なんですよ!」とご説明すると、「そうなんですか?」と最初は不安そうでしたが、「ほら、ここなんか独創性があって面白いですね! オリジナリティがあってステキです」と褒めると、もう一枚描きたいです、とタイルに手を伸ばされていました。人間、幾つになっても新たな発見があればワクワクするんです。
ぜひ、ゼンタングルをご存知のみなさん、おじいちゃまおばあちゃまとも一緒に描かれてみてください。